家を建てるときにかかる土地・建物以外に必要なお金とは?

家を建てるときにかかるお金といえば、工事費用などの建築費が頭に思い浮かぶ人が多いと思いますが、実はそれ以外にも土地を取得するなら土地代や土地や建物の取得に関わる「諸費用」が必要になります。

家を建てる前に思っていた費用よりも実際たくさんのお金がかかってしまった・・・ということのないように今回は家を建てるときにかかる3つのお金について解説します。

土地にかかるお金

土地を買って建物を建てる場合、土地の取得費用のほかに不動産屋に支払う仲介手数料や登記費用が必要になります。

それらは「諸費用」と呼ばれ、土地の取得にかかる諸費用は一般的に土地代の4~5%と言われています。

例えば1000万円の土地を所得しようとする場合、不動産屋に支払う仲介手数料は36万(土地の売買価格の3%プラス6万円、別途消費税がかかります)がかかり、売買契約書に貼る印紙代(売買金額が1000万円以上~5000万円以下なら1万5000円)も必要です。

また、土地を取得すると土地の所有権利が発生するため司法書士に支払う手数料(所有権移転の登記費用)がかかり、一般的な額は6万円~8万円ほどで、さらに登記の際には登録免許税も掛かります。

建物にかかるお金

建物にかかる費用としては建物本体の工事費用のほかに、もともとあった建物の解体工事費用や土地の造成工事費用、塀や造園などの建物周囲の外構工事費用などの別途工事費用(建築費全体の15%~20%)がかかります。

別途工事費用の内訳けはハウスメーカーや工務店ごとに異なるので中身を確認する必要があります。

また、それ以外にも家を建てた後の地盤沈下や不同沈下を防ぐための地盤調査費(一般的に5万円前後)や建築士の先生に設計を依頼する場合は設計・監理費用(建築費の10%~15%)です。

これから建てる建物が法令に沿ったものになっているかを確認するための建築確認申請(5万円程度)の際の図面の作成費用や事務手続き費用(20~30万円)がかかります。

それ以外にかかるお金

土地や建物にかかる諸費用のほかにも建物にかける火災保険や地震保険の費用 (費用は補償内容によって異なります。)

住宅ローンを借りるときに金融機関に支払う事務手数料(10万円程度)、連帯保証人の代わりになる保証会社に支払う住宅ローンの保証料(融資額の0.2%程度)、地鎮祭(2~3万円+供え物代)や上棟式にかかる費用(5~10万円)、建て替えの場合は工事期間中の借り住まい費用(家賃費用による)や引っ越し費用(10~20万円程度)などがかかってきます。

まとめ

家づくりの際には、事前に家づくりにかかるすべての費用をしっかりと把握したうえで現在の貯金の額や年収、家計の事情や今後のライフプランを考え、余裕をもって住宅費用を返済していくための「予算」を設定することがとても大切です。

「予算設定」は住宅メーカーの営業や不動産会社の営業に委ねるのではなく、あらかじめ今後のライフプランを立てて自分で把握しましょう。

この記事を書いた人

充史

住宅業界専門のファイナンシャルプランナーとして活動中。
常にお客様の立場に立ちながら、絶対に無理しない資金の予算診断には定評があります。
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